2014年4月11日、検察官関与制度拡大と厳罰化を内容とする「改正」少年法がとうとう成立してしまいました。 私たちは、今回の少年法「改正」案が法制審議会に諮問された2012年9月以来、検察官関与対象事件拡大は、少年審判の刑事裁判化をさらに進め、少年法の…
今回の少年法「改正」法案は、①国選付添人制度拡大、②検察官関与拡大、③厳罰化を内容とするものですが、閣議決定を受けた報道をみると、①と②について、「国選付添人の弁護士と検察官が少年審判に立ち会える範囲を拡大することで、少年の権利保護にも配慮した…
ちょっと待って!少年法「改正」PART2 2014年2月7日、安部内閣は、検察官関与拡大及び厳罰化を内容とする少年法「改正」法案を閣議決定しました。 私たちは、この法案が少年法の理念を根本から覆すことになってしまうと、繰り返し危険性を訴えてきましたが、…
安倍内閣が2014年2月上旬にも少年法「改正」法案を上程予定であるとの情報を受けて、私たちは、2012年9月13日付緊急意見書をベースに、改めて同法案に反対する緊急声明を出しました。 少年法「改正」に反対する弁護士有志の会 呼び掛け人(五十音順)石井小…
ちょっと待って!少年法「改正」 2013年2月8日、法制審議会は、検察官関与拡大と少年法の有期刑引き上げを内容とする少年法改正案を採択し、法務大臣に答申しました。 その後、第183回国会、第184回国会ではこの法案が提出されることはなく、10月15日に始ま…
子どもとどうかかわるか? Part3「非行と向き合うための対話」 お 話:いじめと修復的対話 山下英三郎さん (元スクールソーシャルワーカー/日本社会事業大学名誉教授) コメント:少年法『改正』問題にひきつけて考える 佐々木光明さん (神戸学院大学教授…
子どもとどうかかわるか? Part2「子どもたちの声なき声を聴く」 お話:寺尾絢彦さん (元家庭裁判所調査官/ミーティングスペース・てらお主宰) 参加者によるディスカッション:「少年法を生み出した理念って?」 日時:2013年4月18日(木) 午後6時…
子どもとどうかかわるか?Part1「被害と加害に向き合いながら」 と題して企画した2013年2月23日の連続学習会には、弁護士以外の参加者が50名に達し、弁護士の参加者、主催者側も含めると62名、定員70名の会場が狭く感じられるほど多くの皆さまにお集まりい…
法務大臣が2012年9月7日に少年法「改正」案を法制審議会に諮問したことに危機感を覚えた弁護士・研究者有志で、同月13日、「緊急意見書」を発表しました。 これが、私たち有志の会の活動の原点です。 長文になりますが、是非一度お読みいただければと思いま…
有志の会は、2013年1月28日法制審議会少年法部会採決に際する日弁連執行部の行動について、31日、以下の声明を出しました。 2013年1月28日、法制審議会少年法部会は少年法改正要綱骨子に関し、①国選付添人制度の拡充、②検察官関与の対象事件拡大、③不定期刑…
有志の会は、法制審議会少年法部会の2013年1月28日採決に対し、29日、以下の声明を発表しました。 2013年1月28日、法制審議会少年法部会は、少年法改正に関する諮問第95号に対し、①少年審判に国選付添人が選任される対象事件の範囲を長期3年を超え…
子どもとどうかかわるか? Part1 「被害と加害に向き合いながら」 2013 年 2 月 23 日(土) 18時30分~20時30分 文京シビックセンター 5階 会議室 C ※東京メトロ後楽園駅より徒歩 1 分 お話し 山口由美子さん (佐賀バスジャック事件被害者) パネル…
2012年11月28日開催Live broadcast by Ustreamプログラム 1)少年法「改正」案 (法制審に諮問された要綱)の説明、少年法改正の経過 (弁護士 角南和子) 2)少年法の理念と検察官関与等の問題点 (大阪学院大学教授・弁護士 村井敏邦) 3)有志の会・呼び掛け人から…